どうも、Pナッツです。
毎日日記の方は先程更新したので、日記には入れなかった劇場版の感想をこっちに書きたいと思います。
内容について詳しく触れるつもりはありませんが、ネタバレにはなるかもしれないので、閲覧の際は注意してください。
そもそも「観劇」した人じゃないと共感・理解できない話になると思いますが。
本文は下の方へ⤵︎ ︎
エヴァとの馴れ初め
日記の方には書いたんですけど、改めて僕のエヴァとの馴れ初めを書いておきたいと思います。
僕がエヴァンゲリオンのTVアニメ版を初めて見たのは中学2年生の時です。
そもそも中学生の頃はアニメにハマっていて、まだ見てないアニメを見ようっていう流れで、なんとなくエヴァを選びました。
すると見始めてから気づいたんですけど 、劇中のエヴァパイロットたちも中学2年生で。
これには驚き。
更に調べると、僕と同じ2001年度生まれ。
更に驚き。
劇中の時間の流れが、だいたいエヴァを見ていた頃に一致していたんですよね。
ちょうど見た年の年末に人類補完計画が発動してる感じでしたし。
ということで、ストーリーや設定の重厚さも相まってエヴァにどハマりしていった訳です。
劇場版初見の感想
僕は一応既存の作品は多分全て観ているので、話はある程度わかってるつもりでした。
作品全体を通して思ったのは、やっぱりシンジ君の成長物語だってことです。
これまでの新劇場版の中でシンジ君には大きな罪の意識が生まれ、それによって立ち直れない状態からのスタート。
しかし、町の人たちや同級生の温かさに触れ、最終的にはアヤナミレイ(仮称)の言葉によって立ち直ることができました。
Qではあまり感じることのできなかった「人の温かさ」が丁寧に描かれた前半だと思いました。
そして、最終的には自分の罪は自分で償うという覚悟をし、碇ゲンドウとの直接対峙に至ります。
今回の劇場版の後半のテーマは、個人的には「贖罪」「呪縛からの解放」だと思いました。
裏宇宙という今までにない理論の中、過去の記憶が入り交じったパートに入っていく後半戦でしたが、その中でも印象的だったのは碇ゲンドウや渚カヲルにフォーカスを当てた部分です。
今までは基本的にシンジ君目線で描かれていた物語だった分、ゲンドウがどういう思いで補完計画に至ったのかが丁寧に描かれていたのが印象的です。
終盤は所々にこれまでの作品のオマージュを散りばめてあったりで、新劇場版だけでなく、全てのエヴァンゲリオンの総まとめなのだと感じました。
そして最後にはほぼ実写パート。
個人的には、監督が表現したかったのは「エヴァの呪縛からの解放」だったんだと思いました。
多くの人が昔から愛し、新劇場版最新作の公開が今か今かと待ち望まれていたエヴァンゲリオンという作品。
まさにエヴァンゲリオンの劇場版最新作を待っていた僕たちも「エヴァの呪縛」に囚われていたのではないでしょうか。
その中で、「エヴァンゲリオンに乗らない世界」を作り、「すべてのエヴァンゲリオン」に「さようなら」を告げることで、僕たちや庵野監督含めすべてのエヴァンゲリオンを愛する人を「エヴァの呪縛」から解放したような印象でした。
だからこそ、放送当時からエヴァンゲリオンを愛していた人たちには更に刺さるエンディングだと感じました。
余談
完全に余談ですが、昔からオタクの中で綾波・アスカ派論争があったじゃないですか。
今回の劇場版でも、その論争がなかなか加速しそうですよね。
ちなみに僕はアスカ派なんですけど、今回の劇場版で更にアスカ派になりましたね。
鈴原サクラ派も台頭してきそうな感じはありますが。
皆さんは誰派でしょうか?
最後に
まだ1度しか観ていないので、感想がまとまっていない感じはありますが、新鮮な状態のものを残しておきたかったので、この記事を書きました。
まだIMAXや4D版は観たいと思います。
さようなら、すべてのエヴァンゲリオン。
そして、本当に今までありがとうございました。